ペットロス

 【体の変化】
  ・泣く
  ・睡眠障害
  ・食欲不振、過食
  ・幻覚(夢)
  ・脱力感、めまい、疲労、頭痛、胃痛など

【精神的変化】
 ・孤独感、疎外感、不安感
 ・恨み、悔み
 ・集中力、感覚思考力の低下
 ・寝込む

≪ペットロスに見られる症状≫

いつまでも悲しい気持ちが続いていることを恥ずかしくて家族に言えない。
失ったペットにこだわる自分を他人が変な目で見る。
バカにされそうで誰にも本当の気持ちを打ち明けられない。
 ペットロスの体験は人間の近親者を失う体験によく似ているそうです。
 普通回復までに3〜6ヶ月。 ペットを失った悲しみはその直後だけではなく
 何週間も経ってから湧く悲しみのほうがしみじみと深い。その通りな気がします。

対象が人なら正常で、ペットなら異常?そんなことはありません。
愛する者を喪った人の誰しもが通る心の道・・・

先代インコが亡くなり、数年経ちます。が、未だに思い出すと涙がでます。
涙の理由はいくつかありますが、一番は「悔い」です。
もっと早く病気に気づいていれば」「もっと早く先生と出会っていれば」・・・
もちろん、その前には楽しかった思い出がよみがえってくるのですが
最終的に「悔い」へ戻り、また涙が溢れてきます。
亡くなったことは、ヨシベエの運命で仕方のないことだったかもしれません。
それなのに「やってあげられたはず」という気持ちが自分を責めてしまいます。

世の中には「ペットごときに」と理解していただけない方もいます。
私自身言われたこともあり「ごときにとは!」と怒りを覚えました。
でも仕方のないことですよね。
「もう忘れたほうがいい」「ずっと泣いてたってしょうがないでしょ」
ん?なぜ忘れることができるでしょう?なぜ泣いてはいけないのでしょう?
私はその逆だと思います。
あの子はこんな子だったと思い出し、
語り合ってもいいじゃないですか!
泣きたい時は泣いたっていいじゃないですか!
無理に忘れることはないのです。
ただ、気をつけなくてはいけないのは、その場に立ち止まってしまうということ。
前へ進むことを忘れてはいけません。もちろんゆっくりでいいのです・・・
ペットロスについて、少しお話したいと思います。

≪ペットロスから立ち直るためには≫
多くの人たちは時間的ズレはあっても日常の状態に回復していきます。
初七日がやってくる頃には大体もとの心が帰ってきて
ペットの死を客観的に見ることができるようになるそうです。
 ・自分の気持ちを素直に表現する
 ・家族あるいは友人、他人に話しをして気持ちを外に出す
動物の死を自分の中に受け入れて行くことが回復の手助けになりますね。

家族のように一緒に暮らしたペットがいなくなって悲しむのは自然。
大事なのはその感情に素直になれること素直になれる環境があることだそうです。

ペットは自分よりも先に死ぬものだと自覚すること
ペットに依存しすぎない関係を保ち、ペット仲間を作っておくこと
ペットロスの正しい知識を持っていること

≪ペットロスの予防法≫

HPを見てくださったみなさま、これからも宜しくお願い致します